小学校3年生の息子が英語4技能テストを初めて受けたので、その結果とともに問題の傾向と対策など、自分なりに検証しました。
ちなみにうちの子は、英語は習っておらず、チャレンジイングリッシュのみです。
なので、レベル1で受験しました。
小学校3年生息子の英語4技能テストの結果
まずは、息子の結果から。
レベル1で受けて、全体で55%くらいできたということで、結果は「グレード2」。
これがどのくらいのレベルなのか、全然わかりません!!
全体としては、読むのが得意みたいです。聞くのが一番苦手で、隣で見ていた感じでも、確かにあまり聞き取れていなかったように思います。
聞く力
「会話の応答分がわかる」…ゼロ…!!(汗)
隣で聞いていたけど、レベル1を選んでいるのに、けっこう難しい問題出るんだなぁという印象でした。
一応覚えている限りで、問題の傾向と対策を書いておきます。↓
単語だけを聞くのではなく、疑問文と答えに注目させよう
普段のチャレンジイングリッシュでは、会話文をかなり聞き取れているように感じていました。
でも、いつも聞き取って、絵を見て判断しているのだなと言うことがわかりました。
テストでは、普段のチャレンジイングリッシュよりも、もう少し迷ってしまう選択肢があったように思います。
明らかに違う選択肢が2つ、迷う選択肢が2つ、と言う感じです。
例えば、「あなたはサッカーやるの?」
「いいえ。バスケットボールはやりますよ」
と言う会話の場合。
「サッカー」と言う単語が聞こえた時点で、ぱっとサッカーの会がある選択肢を選んでしまいます。
だから、
「do you play soccer?」(←ここで選択してしまう)
「no I don’t (←ここを聞いてない)
I bring a basketball」(←バスケットボールと言う単語が出てきたのに気づき、困惑する)
こんな感じで、バスケットボールのイラストもあるので、
「あれ?サッカーって言ってたよな?でもバスケットボールと思言ってたよな?どっちだろう」とわからなくなってしまうんです。
音声はいちどしか流れないので、「no I don’t」を聞き逃していたら、もう終わりなんですね。
簡単に単語だけを聞き取って、予想で答えを選んでいるだけでは、正解できない問題ばかりでした。
でも、Doって聞かれたらDoで答えるとか、イエスなのかノーなのかをしっかり聞くとか、「ここに注目して聞くんだよ!」と言うのを最初に教えていれば、もう少し問題への取り組み方が違っていたかもしれません。
やはりテスト慣れしている人は、どんなことを聞かれてくるのかが予想できているため、注意して聞かなければならないポイントが分かりますよね。
息子ははじめてのテストだったため、そこができていなかったように思います。
でも、だったら普段のチャレンジイングリッシュで、それくらい迷う選択肢を出してくれてもいいのになぁなんて思いました。チャレンジイングリッシュのレッスンでは、そんなに迷わせるような選択肢がないように思います。
5W1Hの疑問文に注目させる
とにかく会話の問題では、疑問文に注目させることが大事です。
こんな問題もありました。
「where is library?」に対する答えを選ぶと言う問題。
「turn left」などと道案内をしているものが正解でした。
しかし、道順を聞く、その答え方に関しては、息子に全く教えていなかったので、この問題はできなくても当然です。
しかし息子が選んでいた答えは、
「yes I do I like books」
「図書館」が聞こえたので、「本」と言うワードが関係しているのではないかと予想しているんだ。と言っていました。
確かにある程度単語が聞き取れていて、関連するワードが答えではないか?と予想しているので、なかなか考えているかなとは思います。
でも、「where」て聞かれているのに、「yes」て答える事は絶対にない!と言うところに気づいて欲しかった!
疑問文には2つあって、イエスとノーで答えられるもの、そうでは無いもの(5W1H)。と教えているので。
これもやっぱり、文の最初(どういった疑問文なのか?)に注目せずに、単語ばかりに集中してしまっているのが問題なんですよね。
確かに、「Library」や「Book」などの単語の方が耳に入ってきやすいと言う部分はありますが、まずは分の最初に注目!どういった疑問文なのか!主語は「I」なのか「You」なのか、はたまた男の人なのか女の人なのか、そういった部分に着目すると良いと言うポイントを教えると良いのかなと思いました。
読む力
普段のチャレンジイングリッシュでフォニックスをやっているので、読むのはけっこうできました。
※フォニックスとは、アルファベットの持つ音を覚えるので、単語を覚える勉強とは違い、知らない単語でも自分の持っている知識を応用して、読むことができるという勉強法です。
例えば「s」から始まるなら「ス」かな?とか、「t」で終わっているぱら「トュ」かな?とか。
そんなに引っ掛けもなかったから、全部が読めなくても、始まりと終わりのアルファベットを見て、それが持つ音のものを選べばできるような問題でした。
最後の難しかったのは、英語で質問されて、それを飲食店のメニューの中から探さないといけない、みたいな問題で、答えはわかってるんだけど、読むのに時間がかかって時間切れで解けない問題がありました。
まだ知っている単語は少ないため、パッと見て単語が読めるわけではありません。
フォニックスの力によって、ひとつずつ音を読んでいくうちに「あぁこれか!」とわかるような感じなので、読むのに時間がかかってしまいます。
でも、フォニックスの力は確実についているなと実感できたので、これは納得の結果でした。
話す力
これ、どんな問題が出たか、全然覚えてない…。
「自分のことについて伝えられる」がゼロですが、「でしょうね…」という感じです(^^;
だって、日本語でも自分の意見とか答える問題できないから。(つまり国語でも記述式が苦手)
まぁ、これはハードル高いので、とりあえず「音を聞いてまねして言える」が80%か90%くらいできているのでよしとします。
書く力
最初の問題はすごく簡単で
「エル」って言われたら「L」って書くとか、アルファベット1文字の問題から始まりました。
それがなんで50%もできていないかっていうと、最初だったのでどこに書いていいのかわからなかったり(大文字だとどの位置から、小文字だと下の位置からとか)、ちゃんとタッチペンが反応しなくてパニクっているうちに時間切れ…となったものが多かったからです。
それが落ち着いてきてからは、ちゃんとできていました。
単語を完成させるのも、抜けているアルファベットを書いたりとかだったので、そこそこできていましたよ。
まとめ
普段のチャレンジイングリッシュではけっこう聞き取れているように思っていたので、正直けっこう期待していました。
でも、全然聞き取りができなくてショックでした…。
普段のチャレンジイングリッシュでも、もうちょっと紛らわしい選択肢を用意しておいてくれると、どこに注目して聞いていればいいのか?という練習になるのではないかと思いました。
でも、主語、動詞とか、be動詞と一般動詞の違いなどの概念も何もない状態で受けたのだから、いろいろわからないことだらけでも無理はないのかなと思いました。
文の構成とかわからないので、知ってる単語頼りの”推測による答えになってしまうのも。
日本の英語の勉強法はまず文法だから、英会話が苦手なんて言われるけど、私は文法を理論的に整理して勉強することで理解を高めてきた人間なので、やっぱり文法わかってないと難しくないかな??と思いました。
チャレンジイングリッシュだけやっているのでは、文法は学べないので、そこはどうしたもんかと…。
まだ3年生なので、文法とか教えると、いかにも「お勉強!!」って感じで負担になると思うんですよね。
今は遊び感覚でチャレンジイングリッシュをやらせているので、タブレットに触るのも楽しいし、
クイズみたいな感覚で楽しんで毎日続けられています。
しばらくは、語彙力を伸ばすことを目標に、たくさん聞かせることだけで十分かなと思っています。
また来年挑戦して、どれくらい変化があるのか楽しみに、また1年間毎日チャレンジイングリッシュを続けていきたいなと思います。
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